【知育玩具】超リアル日本地図パズル!木製・アクリルで制作可能

都道府県の形や場所を覚えられる!

今回は、レーザー加工機で日本地図パズルを作ってみたので、そのご紹介をしたいと思います。このパズルで、都道府県の場所や形を楽しみながら覚えることができます。
バラバラになった状態を想定して、各ピースに都道府県名とふりがなを彫刻しました。

まずはデータ作成から


まずはIllustratorで、彫刻用のデータを作成しました。彫刻部分とカット部分に分けて作ります。彫刻部分には塗りを設定し、カット部分には0.1ptの線データで作ります。
作り終わってから感じたのが、面積の小さい都府県が完成状態で小さくなりすぎてしまったということです。
沖縄のように、北海道も別の余白部分に配置することで、本州・四国・九州の部分をより大きくできたと思います。

Illustratorでのデータ制作が完了したら、レーザーカッター用のソフトで読み込み、彫刻とカットの指示を与えて本体にデータ送信します。

MDFボードを削る


上の画像は、実際にレーザーカッターで彫刻している様子です。カットを先に行うと、木材が分離してズレが生じてしまうので、先に県名を彫刻します。
今回はMDFという合板で作成しましたが、設定を変えることでアクリル板でも制作は可能です。
非常に細かいピースが含まれているため、無事にパズルとして機能するか心配でしたが、完成度高く作ることができました。
とはいえ、細かい半島部分は折れやすかったり、加工時に焼けて消滅してしまった箇所もありました。
1枚の板をカットして成形しているため、1つ1つのピースはピッタリとハマり、超リアルなパズルが完成しました。
大人も子どもも一緒に楽しめるはずです。

範囲を絞り込んでの制作も可能

今回は日本地図で作成しましたが、例えば東京都23区だけのパズルや九州だけなど、範囲を絞って作ることもできます。
アメリカの州でパズルを作るのも面白そうです。

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